コミケ猛暑対策に水冷服は本当に使える?メリットと問題点を解説

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水冷服の画像 ガジェット
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ここ最近の猛暑で外の作業は危険を伴うレベルに達してきました。

近年は空調服がプロ用・民間用を問わず様々なメーカーから出ていますが、気温が高いとただ熱風が送り込まれるだけなので、逆に暑くなってしまうデメリットもあります。

そこで最近水冷服というものが話題になってきているので、実際に購入してコミケで使用してみましたので、その実体験に基づくメリットとデメリットについて空調服と比較して述べていきたいと思います。

水冷服とは

まずは水冷服とは何ぞやという方に向けて、水冷服について解説していきます。

簡単に言ってしまうとファン付き作業着(以下空調服と呼称)が空気によって体を冷却するのに対して、水冷服は水によって体を冷却するという感じです。

原理としては冷蔵庫をイメージしてもらえると分かりやすいと思います。

冷蔵庫は壁の中にある冷媒が流れる管から発する冷気によって、食品を冷やすわけです。

冷蔵庫が冷える仕組みの画像

一方で水冷服は保冷材などで冷却された水が流れるチューブを通じて、体を直接冷却するのが特徴です。

いわば体を冷やすためのミニマム冷蔵庫を背負うというわけです。

実際の外観

では水冷服について実際に見ていきましょう。

今回購入したのはこちら

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山善のダイレクトクール ProPlus(本体のみ)です。実際に届いたのはこんな感じです。

山善 水冷服 ProPlus 実物写真

空調服に限らず、水冷服も基本的に毎年新商品が販売されます。ただ空調服は風量やバッテリーの電圧が日々更新されるのに対して、水冷服は必要な動力がチューブに水を巡らせるだけなので、1・2年前のモデルと性能自体は大差がありません。

そのため前のモデルが中古で売られていたら、それを購入してもいいかもしれません。

まずは全体の付属品ですが、本体と保冷材用のボトル、取扱説明書のみとなっています。その他の付属品はありません。

この点については空調服も、服とファン(+ケーブル)、モデルによっては専用のバッテリーがありますが、それ以外はないのでどちらも構造自体はそこまで複雑ではありません。

保冷用ボトルと袋のチャック
取扱説明書の画像
水冷服の画像

本体を見てみると、チューブが背中全体とショルダー部分に張り巡らされていますね。

水冷服のチューブ構造

背嚢部分の中身を見てみると、水と冷却材を入れるための袋がチューブと繋がっています。

背嚢の中の画像
袋の画像
チューブの画像

他の商品は分かりませんが、この水冷服に関しては背嚢の裏側が銀色になっているので、冷気が逃げないように工夫されていますね。

水冷服のメリット

水冷服のメリットとしては以下の通りです。

  • ファンを使用していないため、静粛性が高い
  • 市販のバッテリーで動作するものが多いため、汎用性がある
  • 冷水が巡るチューブを体に密着させるため、冷却効果が高い

ファンを使用していないため、静粛性が高い

空調服は空気を取り込む性質上、風量を強めるとファンの音が大きくなるというデメリットがあります。

特に建築関連の職人さんが着るような空調服はハイパワーなのでかなりうるさく感じます。

雰囲気でいうとパソコンが排熱する時に発するファンの音が何倍にも大きくなったイメージです。

水冷服は以下のようなミニサイズのポンプを使用して水を巡らせるだけなので、ほとんど音がしません。

ポンプの画像

そのため周囲の人の目をあまり気にする必要がない点が魅力的です。

市販のバッテリーで動作するものが多いため、汎用性がある

空調服は基本的に専用のモバイルバッテリーを使用するモデルが多いです。

そのため比較的値段が高額になりがちです。

一部には市販のバッテリーで動作するものもありますが、ファンの効きが弱くなる欠点があります。

水冷服は先ほども説明したように小さなポンプを動かすだけなので、高性能なモバイルバッテリーが不要という特徴があります。

そのため基本的にはスマホを充電するようなモバイルバッテリーで動くモデルがほとんどです。

冷水が巡るチューブを体に密着させるため、冷却効果が高い

空調服は空気で体を冷却する特性上、外気温に左右されるという特徴があります。

特に最近は外気温が40度を超える地域も増えてきています。ここまでくると取り込まれる空気も熱風でしかないので、あまり効果を感じられません。

水冷服は水によって冷却するため、外気温に左右されにくいわけです。そのため高温の環境で作業する人にオススメです。

水冷服のデメリット

対して水冷服のデメリットとしては以下の通りです。

  • 販売しているメーカーが少ないため、入手難度が若干高い
  • 冷却水と保冷剤を入れるため、水冷服単体で重量がある
  • 背中に背負う関係上、リュックサックと相性が悪い
  • 持続時間が短い

販売しているメーカーが少ないため、入手難度が若干高い

水冷服はここ最近登場した暑さ対策ウェアです。空調服と異なりまだメジャーではないため、需要に対して供給が少ないです。

そのため入手難度が高いです。(通販では簡単に手に入りますが、店頭ではあまり見かけません)

また空調服に限らず水冷服も季節ものなので、その年のモデルが売り切れますと基本的には新品は購入できなくなりますので注意が必要です。

冷却水と保冷剤を入れるため、水冷服単体で重量がある

水冷服はチューブに巡らせる水(200mL前後)、水を冷やすための保冷剤、動作させるためのモバイルバッテリーの3つが必要です。

私が購入したこちらには冷却用のボトルが付属していましたが、容量は1Lもありました。

仮にこのボトルを満タンに入れたと仮定すると、総合的な水冷服の重量は2kg近くにも上ります。

空調服はウェアとファン、モバイルバッテリーのみなので1kg前後に収まります。

そのため長時間作業する人はデメリットになる要素の1つと言えそうです。

背中に背負う関係上、リュックサックと相性が悪い

水冷服は基本的に背負うものであるため、リュックサックと相性が悪いです。

実際にコミケで水冷服を着たうえで更にリュックサックを背負いましたが、コミケの戦利品が詰まったリュックサックの重みもあって歩くのがかなり辛かったですね…

コミケに行く際に着ていくのであれば、基本的にはリュックサックはやめておいた方が良いと思いました。

持続時間が短い

これが水冷服の最大のデメリットであると感じました。

空調服は風量を調節することで、1日は持続させることができます。

しかし水冷服は効果を持続させるためには常に水を冷やし続けなければなりません。

コミケに行った際には、付属のボトルではなくLOGOSの倍速凍結・氷点下パックを2つ入れていましたが、もって2時間前後しか持続しませんでした。

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そのあと同じシリーズのコンパクトサイズを4つに交換しましたが、それでも30分程度しか効果がありませんでした。


水冷服を継続的に使用するには大量の保冷剤が必要になるので、コミケのように絶えず移動するようなスタイルでは空調服の方に軍配が上がると感じました。

夏の外作業における暑さ対策の1つになる

ここまで水冷服のメリットやデメリットについて、コミケでの実体験も交えて述べてきました。

現状はまだデメリットの部分が目立ってしまうものの、外の作業における暑さ対策のグッズとして新たな選択肢が出たのは良いなと思いました。

例えば自宅の庭の除草作業といった保冷剤がすぐに供給できる環境が近くにあれば、水冷服は有力な暑さ対策として機能すると感じました。

反対にコミケのように保冷剤が供給しにくい場所での使用は控えたほうが良いかもしれません。

こういった部分も含めて、今後の進化に期待したいですね。

コミケの感想についてはこちら↓

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