日経平均株価が史上初の5万円突破!だが個別株は様子見すべきか考察

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雑記
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昨日日経平均株価が、ついに大台の5万円を突破しました。

少し前に日経先物取引で5万円を突破していましたが、通常取引の方でも突破しました。

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ここ数日の流れを見ていると高市首相に対する市場の期待に加え、米国でも主要な株価指数が最高値を更新していることが主な要因だと考えられます。

こうして最高値を更新すると、個別株投資をしたくなる人もいるかと思います。

ですがこういう上昇局面の時こそタイミングを見極める必要があります。

今は個別株投資を様子見すべき理由①:高値掴みのリスク

今のタイミングで個別株投資を始めると、高値掴みになるおそれがあります。

現在は高市首相への政策期待から株価が先行して上昇していますが、政策次第では株価が下落する可能性も十分あります。

高市首相は金融緩和を訴え積極財政の姿勢を見せています。一方で、日本銀行は追加利上げを見送るとの見方が強まっていますが、利上げをすべきという主張も残っています。

利上げすると金利が上昇するため、銀行などの金融セクターは伸長する代わりに、多くの企業にとって負担が増える形になるため、企業成長が減退する可能性があります。

まずは政策や利上げの有無が明確になってからでも遅くはないと個人的に見ています。

今は個別株投資を様子見すべき理由②:平均取得価額が上がる

こうした高値が続く局面で株を購入すると、平均取得価額が上がります。

平均取得価額とは同じ銘柄を複数回購入した場合に、保有株数で割った1株当たりの平均取得単価のことを指します。

一般的には平均取得価額が低いほど、株価が上昇した際のリターンが高くなります。

ただ今のような最高値を更新している時期に一括で購入すると、売却時や配当の受け取り時の株価が下落していた場合リターンが低くなってしまいます。

一方で下落時に購入しようにも、そもそも下落タイミングが読めないというのがより一層タイミング投資を難しくさせています。

いずれにせよ株価がこのまま5万円台を推移していくのか、そうでないのかを見極める必要があると個人的に思いました。

今は個別株投資を様子見すべき理由③:海外情勢の変化による株価リスク

最後は外国情勢の変化です。

直近では中国のレアアース輸出規制を巡り、米中での対立がありました。

しかし先日中国側がレアアース輸出規制を1年延期することを条件にアメリカ側も追加関税の見送りを発表しました。

貿易摩擦の懸念が後退したことで、米国の主要株価指数は最高値を更新しました。

注意しなければならないのが、こういった政治的要因次第で株価が強く影響されてしまう点です。

トランプ大統領の発言一つで大きく下落した、トランプ関税ショックは記憶に新しいでしょう。

その他に注目したいのが、ゴールドの価格です。

ゴールドもここ最近大きく値を上げています。ゴールドは安全資産として位置づけられており、株価が下落すると相対的に金の価格が上昇していました。

ところが今は株価が上昇しているのに、ゴールドも上昇しています。

主観にはなりますが、これは株式市場の過熱に対するリスク回避が関係しているのではないかと思っています。

ここ数年でアメリカの主要指数であるS&P500は、およそ2倍近く上昇しています。

過熱した投資熱はやがてはじけるので、いつか大きく下落する局面が訪れてきます。

その時に焦って狼狽売りをしないようにするために対策をする必要があります。

今は種銭(兼生活防衛費)を増やすべき

ここ最近は株価の乱高下が目立っているため、配当を得ることを目的とした個別株投資をするには中々難しい時期です。

こうした局面では無理に動くのではなく、投資するための種銭を作ることに注力したほうが良いのかもしれません。

機会損失にはなりますが、種銭としての現金は心理的な安心感にもつながります。

私も今は株価の様子を見ながら、種銭を作っていこうと思います。

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