先日iPhoneの新しいスタイルとして、iPhone Airが発表されました。
今までMacBook AirやiPad Airなど他のマシンではAirのカテゴリがありましたが、唯一iPhoneのみこのカテゴリがありませんでした。
以前からリーク情報でAirモデルが発売されるという噂が出回っていましたが、先日の発表会で確定しました。
さぞかし出来が良いのだろうと思って情報を見ましたが、正直言って肩透かしを食らった感じでした。
そこで今回は私がiPhone Airをオススメしない4つの理由について述べていこうと思います。
iPhone Airを検討している人の参考になればと思います。
※あくまでカタログスペック上での評価である点にご注意ください。
通常のiPhone17に関連する記事はこちら↓
iPhone Airのデメリット①:カメラが1つしかない
まずiphone airの真っ先に挙げられるデメリットとして、「カメラが1つしかない」点です。

スマホのカメラが2つ以上であることがデフォルトになった現在のスマホ市場において、カメラが1つしかないというのは、それだけでデメリットになりえます。
特にSNS全盛時代である20代以下の若年世代からすると、スマホに求める性能としてカメラが良くクローズアップされています。
いくらiPhoneのカメラ性能が優れているとはいえ、今の時代にシングルカメラでは色々な撮影局面に対応するには難しいため、どうしても購入意欲が削がれてしまいます。
カメラ性能にこだわりたい人にとっては、iPhone Airは正直選択肢にすら入らないというのが現状と言えそうです。
iPhone Airのデメリット②:薄さに対して重量がある
iPhone Airは「史上最薄のiPhone」という謳い文句を掲げており、実際にその薄さに収めた技術力の高さには素直に称賛できる部分があります。
ただ個人的に感じた部分として、「薄さの割に少し重くね?」と思いました。

もちろんシングルカメラや本体が薄いこともあり、従来のiPhoneと比較すればかなりの軽量化に成功していることは事実です。
しかし他社の製品と比較すると、案外そうでもないことが分かります。
iPhone Airの重量は上記の画像の通り公称値が165gですが、一方でGalaxy S25を見てみると重量が162gしかありません。

まあiPhone Airの方が若干サイズが大きいので一概には言えませんが、それでも「薄い上に他社のスマホより軽い」というわけではないことは事実です。
むしろGalaxy S25はトリプルカメラでありながら、この重量に収めている技術力は素直にすごいと思いました。
ということで微々たる差ではあるものの、あくまでiPhone Airは薄い上に他のiPhoneと比べると軽いですが、ただ薄いだけで購入するのはナンセンスだと個人的に思いました。
またチタニウムフレームを採用しているとはいえ、薄くなる=剛性(耐久性)が低くなると一般的には言われていますので、その点についても懸念が残ります。
iPhone Airのデメリット③:USB2
個人的にこの部分が一番肩透かしを食らいました。

iPhone17のProと無印版はまだ差別化という意味で、USB3.0とUSB2.0に分けるのは百歩譲って理解できます。(それでもこのご時世で未だにUSB2.0を採用しているのは正直呆れますが)
ただAirをUSB2.0にしたのは明らかな失敗であると個人的に思っています。
ちなみにiPad Airは調べてみたところ、流石にUSB3.0に対応していました。

チップはiPhone 17Proと同じで無印版の上位バージョンと期待させておいて、USB2.0で落とす手法はどうにかならなかったんでしょうか?
まあ今の時代写真や動画はクラウド上に保存するのがデフォルトになっているので、ポートの性能について調べる人は少なくなってきているのでしょう。
それでも一人のiPhoneユーザーとして、iPhone Airを敢えて購入する人が果たしているのか甚だ疑問に思います。
iPhone Airのデメリット④:微妙な癖に高い
最後のデメリットは、微妙な性能でありながら地味に高いという点です。
そもそも円安の影響で年々値上がり傾向にありますが、iPhone Airに関してはあんなに微妙なのに無印版よりも高いのです。
iPhone17Proのようにカメラが多いわけでもなく、かといって無印版より優れている点はチップ性能と薄さだけ。
正直チップ性能と薄さという付加価値だけに、無印版+3万円を課金するくらいならおとなしく無印版やProを買った方がよっぽど満足感を得られると個人的に感じました。
iPhone Airは17は16e以上に必要性を感じない
改めて結論を言うと、iPhone Airを買うくらいなら16eや17無印版を購入することをお勧めします。
16eについては、性能を下げる代わりに安くするという点でまだ比較要素がありました。
しかしiPhone Airに至っては、すべてが中途半端な癖に17無印版より3万円も高いという誰が買うのかあまり予想できない仕様になってしまいました。
強いて利点を挙げるとすれば薄くなったことで幅を取らなくなった点と、17Proと同じく話題の種になるくらいでしょうか。
いずれにせよiPhone Airの購入を検討している人は、市場に出回ってからでも遅くないと思いますので、一旦立ち止まってみてはいかがでしょうか?
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