先週から始まった3周年イベントから実装された地上コンテンツですが、まだ進行途中ではあるものの、不評だった解放システム以上にひどいコンテンツだなと個人的に感じました。
まだベータ版であるためこのまま実装するとは考えにくいですが、仮に実装したとしても誰もやりたがらないと思うくらいに操作性が悪すぎました。
そこで個人的に操作性が悪いと感じた部分について解説していきます。
地上コンテンツのここがひどい①:移動速度が非常に遅い
まず最初に気になったのが、編成部隊の移動速度があまりにも遅い点です。
もっと正確に表現するのであれば、通常のストーリーマップの数倍に及ぶマップに対して、移動速度が相対的に合っていないという状態です。
例えば以下の2つの赤い矢印で指定した場所を移動するのに、通常の移動速度では約30秒近くかかります。

しかも場所の区分としては同じセクター1であるため、セクター2以降だと移動だけで数分近く無駄な時間が経過していきます。
そのため拠点を行き来するたびにイライラしてしまう状態です。
一応キャラに付与される地上コンテンツ専用のスキルの中に、移動速度が最大50%速くなるものもありますが、それでも根本的な解決にはなりません。
※同じスキルを2人分編成しても移動速度は100%上昇せず、左側に位置するキャラのスキルのみ反映されます。

そのうえこのスキルのキャラを入れる分枠を1つ消費することになるので、編成にも問題が出てくるという欠点もあります。
2周年のミニゲーム「in the mirror」でもマップの広さに対する移動速度の遅さに対する批判があったと記憶しているのですが、何の意図をもってこのような仕様にしたのか正直理解できません。
地上コンテンツのここがひどい②:体力の回復が非常に遅い
これも非常に致命的な部分ですが、体力の回復にかなりの時間が必要になります。
通常のストーリーマップやロストセクターでは、戦闘に入る度に体力が全回復していました。
しかし地上コンテンツでは体力が減った場合、拠点にある病院で資源を使用して回復する必要があります。
ただこの回復にかかる時間が非常に長いです。
キャラごとに回復しようとした場合、体力が半分程度だとおよそ半日近くかかってしまいます。

一方で部隊ごとに回復した場合、時間は大幅に短縮できるものの、それでも数時間はかかってしまいます。

分かりやすく例えるのであれば、某○これのドック入りをバケツ(高速修復材)なしで行うようなものです。
○これをプレイしたことのある人であれば、これがどれだけ面倒なことか理解していただけるでしょう。
一応体力を全回復できるアイテムがありますが、今のところ達成報酬やデイリー任務でしか入手できないので、基本的には時間経過で回復するしかないのが現状です。

しかもこの病院は一部の拠点しかないため、該当の拠点を解放するまでは最初の拠点まで戻って行う必要があります。
もうこれだけでやる気を失ってしまいそうです。
地上コンテンツのここがひどい③:要求される資源が多すぎる
地上コンテンツには、専用の資材が必要になります。
資源は経験値データやクレジットと同様に、1分経過するごとに入手することが出来ます。
ただこの回収効率を上げるためには、各生産施設のレベルを上げていく必要があるのですが、それに要求される資源量が多すぎるのです。
現時点の私の環境で、施設のレベル上げに必要な資源量はこんな感じです。


…どう考えても足りないですね。
しかもこれ、本部以外にも各資源を生産する施設があって、それもレベル上げに大量の資源を要求されます。
更には解放した拠点でも資源を生産する施設があって、そこでもレベル上げに資源が必要になります。
これが単体のゲームであればまだ理解できるのですが、ストーリー・イベント攻略やデイリー任務の消化もやっていかなければならないので、正直言ってやってられないと思います。
地上コンテンツは改善しない限り実装するべきではない
このように地上コンテンツは、今までNIKKEで実装されてきたコンテンツの中でも、正直最悪と言っても過言ではないレベルだと個人的に思っています。
不幸中の幸いなのが、まだベータ版なので改良の余地があるという点ぐらいでしょうか。
かつて実装した解放コンテンツと同じ轍を踏まないといったところは、素直に評価できると思いました。
ただいかにベータ版といえど、「これを実装しようとしていたの?」と思うぐらいには酷い出来だったので、そこが非常に残念でした。
個人的な意見としては地上コンテンツを実装するくらいなら、前哨基地のコンテンツ拡充といった既存のコンテンツ改良を行うべきだと思っています。
ただ先に述べた課題やその他の問題点をしっかり改善できたなら、地上コンテンツはかなり面白いコンテンツになるのではないかとも思いました。
いずれにしても、地上コンテンツ含めた意見はアンケートにしっかりと書いていきたいところですね。
      
      
      
      
  
  
  
  
コメント