少し前まで使っていたエチケットカッターの調子が悪くなったので、買い替えを行いました。
エチケットカッターというと安いものから高いものまで色々ありますが、だからこそどれがいいのか迷うという方も多いかと思います。
今回は私が購入したエチケットカッターである、APIXのエチケットカッター「ANC-B01」を実用レビューしていこうと思います。
エチケットカッターの購入を検討している人の参考になる内容となっていますので、是非最後までご覧ください。
ANC-B01の外観

全体の外観はこんな感じとなっています。
カッター部分を塞ぐためのキャップが上部にあり、下部には充電用のType-Cの差し込み口がついています。
元箱は処分してしまったため画像はありませんが、その他の付属品として掃除用のブラシと充電用の短いケーブルが付属していました。
充電用のケーブルはType-Cケーブルを既に持っている人にとっては無用の長物なので、捨ててしまって問題ありません。
メーカー公式HPによれば、サイズは幅3×厚さ1.7×高さ7.5(cm)となっています。実際に持ってみるとかなり小さく、手のひらにすっぽりと収まるサイズでした。
キャップを開けるとカッター部分と、電源ボタンが出現します。

電源ボタンはON/OFFのみであり、これは他のエチケットカッターと同じで強弱などは特にありません。

本体の下部を見てみると、先ほど言ったようにType-Cの差し込み口が真ん中にあります。
隣にある丸い点は充電ランプであり、充電を始めると赤いランプが点灯します。

ANC-B01のメリット
ANC-B01のメリットとして、以下の点が挙げられます。
- エチケットカッターの中でもコンパクトな部類
- 値段がリーズナブル
- 充電式である
エチケットカッターの中でもコンパクトな部類
一般的なエチケットカッターは、主にペン型のものが多く、一部の商品を除いて携行するには少しスペースをとるものが多いです。
一方でANC-B01は先ほども言った通り、手のひらサイズに収まる大きさです。

そのため小さなカバンにも収まりやすく、外出先でも使用しやすいサイズ感です。
例えば仕事用のカバンや旅行用のバッグに入れておくことで、万が一の時にも対応できるようになります。
値段がリーズナブル
大手メーカーのエチケットカッターは平均すると2000円前後かかります。しかしANC-B01はショップにもよりますが、1500円前後で購入することが出来ます。
ノーブランド品と比較すると少し高く感じますが、あそこまでコンパクトなサイズ感に対して値段が少し安いことを考慮すると、十分魅力的であると個人的に思いました。
充電式である
ここがANC-B01の一番のメリットです。
一般的にはエチケットカッターを使用するには使い捨てのアルカリ電池を使うことが多いです。
そのため電池の交換であったり、長期間使わなかった場合に液漏れの危険があったりとデメリットがあります。
一方でANC-B01はエチケットカッターの中では珍しく充電式を採用しています。
電池交換の手間や、外出先で残量が無くなってもモバイルバッテリー等で充電することが出来る点は他のエチケットカッターにはない魅力があります。
ANC-B01のデメリット
一方でデメリットに以下のものがあります。
- 小さいがゆえに扱いにくい
- 穴の入り口付近しか剃毛できない
- メンテナンスしにくい
小さいがゆえに扱いにくい
ANC-B01の小ささは外出先などに携行する上では魅力的ですが、家などで使用する際は逆にデメリットになります。
本体が小さい分、扱いが通常のエチケットカッターと異なるため、人によっては使いづらいと感じる部分があります。
私の場合はそこまで違和感はなかったですが、気になる方は家電量販店で確認した方が良いでしょう。
穴の入り口付近しか剃毛できない
ここが個人的に一番気になった点です。
ANC-B01の形状は通常のエチケットカッターと比較すると長方形になっています。
そのため穴の奥に入れようとすると電源ボタンの部分によってつっかえてしまいます。
穴の奥まで剃毛したいという方は、このエチケットカッターは向いていないでしょう。
メンテナンスしにくい
私が以前使っていたパナソニックのER-GN22は、カッター内部が出っ張っている関係上残ったごみを簡単に取り除けたため、メンテナンスが容易でした。
一方でANC-B01はカッター内部が本体の内側に凹んでいるため、ブラシを使ってもすべてを取り除くことが出来ません。
そこまで気にする要素ではないですが、購入する際にはそういったことがあると認識したほうがいいと思いました。
普段使いはしにくいが、予備としてなら十分
今回使って分かったことは、普段使いするには小さすぎるといった点です。
そのため自宅で使うには、通常のエチケットカッターを使用したほうが無難でしょう。
ただ旅行や出張業務で身だしなみを整えるためのツールとして、携行していく使い方が個人的にしっくりきました。
今後は出張時や旅行先の予備ツールとして持っていこうと思っています。
購入を検討している人の参考になることを願っています。
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