Anker Power Bank(A1695N41)を2日間使って検証|旅行・災害時に最適な大容量バッテリー

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Anker Power Bankの箱画像 ガジェット
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3か月ほど前、AnkerからAnker Power Bank(25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)が発売されました。

Anker Power Bankの箱画像

ここ最近類似品が増えてきた、巻取り式ケーブルが内蔵されたモバイルバッテリーの先駆的な商品です。

発売初期に気になって衝動買いしてしまいましたが、購入してから一度も使っていませんでした。

このまま使わずにいるのはもったいないので、実機レビューも兼ねて実際に使用してみました。

普段使いには向かないが、旅行やイベント用ならアリ

今回実際に使用して感じたことは、普段使いには向いていないということです。

まず重量ですが、595gあります。バッテリー自体の容量に加えて2種類のケーブルを常設しているので仕方ない部分はありますが、600mlのペットボトル飲料とほぼ同じです。

実際に外出時に持ち歩いてみましたが、飲み物やその他の小物と一緒に持ち歩くだけで重いと感じました。

普段から重めのカバンを持ち歩いていますが、それでも重いと感じたので特に女性は普段使いとして厳しいかなと個人的に思いました。

一方で容量は25000mAhあるのでスマホなら複数回、PCなら低消費電力モデルであれば1~1.5回前後はフルで充電できます。

そのため旅行や災害時といった長時間外出用の大容量モバイルバッテリーを探している人向けの商品と言えるでしょう。

外観と付属物

では実際の外観について見ていきましょう。

箱を開封すると本体(ビニール開封済)の他に保証書や取扱説明、持ち運ぶ際に入れるための袋が付いていました。

内容物

本体左側面にはType-AとType-Cのポートがそれぞれ1つ備え付けられていて、上部にはディスプレイ用のボタンが設置されていました。

一方で右側面については、本体から直接伸びている充電ケーブル兼ストラップが邪魔になるためか、「165W」の刻印以外は何もありませんでした。

本体左側面の画像

本体上部にはこのモバイルバッテリーの目玉の一つである、巻取り式充電ケーブルが備え付けてありました。

なお収納と延長の際にそこまで大きくはないですが音が鳴るので、静かな場所では少し気になるかなといった印象です。

また充電端子付近にマグネットが内蔵されているのか、ケーブル内蔵後に本体に近づけるとくっつく仕様になっていました。

本体上部の画像

巻取り式充電コードを最大まで伸ばしたところ、長さは約65cmでした。本体の大きさの割に少し短い気はしますが、十分な長さと言えるでしょう。

バッグの形状次第にはなりますが、バッグの中からコードを伸ばして手に持ったスマホにケーブルを繋げるといった芸当もできそうですね。

巻取り式コードの長さ(約65cm)

本体底部にはモバイルバッテリーの詳細内容について表示されていました。

Ankerなので特に心配はしていませんが、問題なくPSEマークが表示されていますね。

また最近話題になっている、中国国内のみで適用されるCCCマークも表示されていますね。

本体底部の画像

ディスプレイ

デフォルトのディスプレイは、バッテリーの残量が表示されます。またスマホなどの電子機器を充電中の場合は顔の部分が出力ワット数に変化するので、出力について簡易的に分かる仕様になっていました。

なお充電中の間だけ、各ポートでどれくらい出力されているかがわかる画面が追加で表示されます。

ディスプレイ1

次のディスプレイ画面はモバイルバッテリーの温度表示機能です。

バッテリー本体もしくは他の機器の充電をする際にバッテリーの温度が低ければ高速充電を行います。しかし温度が高くなるとバッテリーの寿命と安全を考慮して充電速度が落ちる仕様になるみたいです。

特に夏場などは一度上がったバッテリーの温度が下がりにくいので、本来の実力は発揮しにくいかもしれません。

ディスプレイ2

最後のディスプレイ表示はバッテリー自体の寿命とサイクルカウント数が表示されました。

サイクルカウントの基準ですが、おそらく充電した電子機器の容量をマックスまで充電した際にカウントされるようです。

後述する実際の充電では1度だけスマホの充電を最大まで行ったので、そのカウント分が反映されていました。

ディスプレイ3

充電について

充電については入力が最大100W、出力が単ポートで最大100W、合計165Wが公称値となっています。

入力に関しては60Wまでは自分の環境で確認できましたが、100Wについては容量が9割近くに達していたためか出ませんでした…

個人的な感想としては、モバイルバッテリーの充電速度に100Wも必要ないと思っているので、60Wでも十分優秀と言えると思いました。

一方で出力に関しては、自分が持つ充電機器が最大45Wまでしか対応していないのであまり参考にはなりませんが、40W前後は出力されていたので問題ないと言えるでしょう。

入力速度(実測値)
入力速度(モバイルバッテリー側)

2日間ほどモバイルバッテリーだけで過ごしてみた

では実際にスマホの充電をこのモバイルバッテリーだけ使用し、2日ほど過ごしてみましたのでその内容について解説していきます。

条件として以下のような内容で実験しました。

  • 使用前のモバイルバッテリーの容量は90%前後で開始する
  • 測定開始前のスマホは最大(85~90%)にしておく
  • 充電は50%前後で開始し、85~90%で終了する

測定開始前の容量は92%でした。

測定開始前

そして終了時の充電残量は7%でした。

測定終了時

この間に、スマホを8~9回充電することが出来ました。

先ほども述べた通り、50%前後で充電を行っていたので、フル充電に換算すると4~4.5回ということになります。

メーカー側の主張としてiPhone16を4回以上充電できるとのことでしたが、今回の結果から概ね主張通りの性能を有していると言えるでしょう。

製品としては優秀だが、形状は個人的に不満

今回の測定結果から製品としては優秀と言えますが、個人的に不満なのが形状です。

公式によると、サイズは約158 x 54 x 49mmと表記されています。そこで同容量のモバイルバッテリーと比較してみました。

モバイルバッテリー比較

厚さが違いすぎる。

内蔵ケーブルがあることを踏まえると、あまり比較すべきではありませんが、分厚いですね。

個人的な好みとして薄いモバイルバッテリーの方が好きなので、もう少し薄い形状にしてくれたら普段使いとして検討していたと思います。

とはいえ細長い形状な分、リュックのサイドポーチといったポケットには入れやすいので、リュック派の人は検討してみてください。

この記事が参考になれば嬉しいです。

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