つい先日Google Pixelの最新モデルであるPixel10が発表されました。

9月には新型iPhoneの発表があると噂されていますが、それに先駆けて発表した形になりますね。
ではPixel10は買いなのかどうかについて、Androidユーザーから見た評価について解説していこうと思います。
※カタログスペック上での評価になりますので、その点ご注意ください。
Pixelユーザー以外はナシ
まず結論から言ってしまうと、Pixel10はPixelユーザー以外は魅力をほとんど感じられない商品だと個人的に思いました。
Pixel10の最低価格はHPによると128,900円となっています。

金額だけで見てしまうと、SAMSUNGのフラッグシップモデルであるGalaxy S25とほぼ変わりません。


私は今では希少種となってしまったXperia一筋のユーザーですが、この2つのどちらが良いかと言われたら、考えるまでもなくGalaxy S25を選びますね。
但しこれはあくまで下取りを一切使用しない新品で購入した場合です。
Pixelユーザーであれば、直販サイトで今使っているPixelを下取りに出すことで大幅な割引価格で購入できるので、Pixelを買い替えたい方は検討の余地があるでしょう。
Pixel10の特徴
Pixel10の主な特徴としては、以下の項目があります。
- Qi2ワイヤレス充電が搭載(Qi2.2)
- バッテリーが微増
- 5倍望遠レンズが標準搭載
- AI機能の強化
Qi2ワイヤレス充電が搭載
Pixel10シリーズの唯一無二の特徴として、Androidスマホの中で初めてQi2マグネット充電が可能になりました。
先程紹介したGalaxy S25もワイヤレス充電としてQi2が搭載されていますが、マグネットが内蔵されていないため、実質Qi充電と大差ありません。
しかしPixel10シリーズはマグネット給電に対応しているので、これは他のAndroidスマホにはない特徴と言えるでしょう。
またQi2のバージョンが2.2であるため、最大25Wの給電に対応しています。これは簡単に言うと、iPhone16シリーズのMagSafeと同じ給電能力があるということになります。
ただ現在普及しているQi2対応の充電機器は、基本的に15Wまでしか対応していないので、今のところは公式が販売しているアクセサリーでのみ可能となっています。
またフォルダブルスマホであるPixel10 Pro Foldも、マグネット給電に対応した初めてのモデルになります。
バッテリーが微増
前のモデルであるPixel9はバッテリー容量が4,700mAhでしたが、Pixel10では4,970mAhに増えています。
CPUがTensor G4からTensor G5に変わったこともあり、バッテリー駆動時間がカタログスペック上6時間増加したと主張しています。
しかし実生活で使用する際にはそこまで大差はないので、気にする必要はないと感じました。
なおTensor G4のAntutuベンチマークは140万点前後とミドルハイクラスだったので、順当に進化していればTensor G5は160万~180万前後の、準ハイエンドクラスの性能になるのではないかと個人的に見ています。
5倍望遠レンズが標準搭載
前モデルであるPixel9は背面カメラがデュアル搭載でしたが、Pixel10は無印モデルからトリプルカメラが標準搭載になりました。

これも大きな変更点と言えるでしょう。
iPhoneに例えるなら、無印モデルがProと同じトリプルカメラになったという感じなので、大きな進化です。
肝心の追加されたカメラは望遠カメラで最大倍率が10倍とのことなので、より遠くのものを鮮明に撮影できるようになりました。
AI機能の強化
AI機能は主に写真や動画などの撮影に強化されていった点が目立ちます。
自動ボケ補正やカメラコーチなどを利用することで、綺麗な写真や動画を撮れるといった部分を強調したいのだと思われます。
スマホでの写真撮影にこだわりたい人にとっては嬉しい機能になりそうです。
Pixel10の買い替えを勧めない理由
ではAndroidスマホユーザーの私から見て、なぜPixel10を勧めないのかについては以下の通りです。
- マグネット充電はケースで対応可能
- 同じ価格帯でより高性能のスマホがあるから
- 望遠カメラ以外の新鮮さがない
マグネット充電はケースで対応可能
先程Qi2マグネット充電が標準搭載されたとありますが、これはあくまで本体のみでも付けられるようになったというだけです。
昨今はマグネットリングが搭載されたケースが増えてきていますので、わざわざ本体にマグネット機能を付けるメリットが薄れてきています。
ある意味これが、Qi2が普及しない要因の一つでもありますが。
なのでマグネット充電ができるからという理由では、買い替えを検討する理由として弱いと個人的に思いました。
同じ価格帯でより高性能のスマホがあるから
Pixel10の最安値はROM128GB(ストレージ容量)で128,900円となっています。
一方で同じAndroidスマホで同じ価格帯のスマホとしては、先ほど紹介したSAMSUNGのGalaxy S25やXiaomiのXiaomi15などがあります。
簡単にそれぞれの性能を最安モデルで比較しましょう。
スマホ | Pixel10 | Galaxy s25 | Xiaomi15 |
CPU | Tensor G5 | Snapdragon8 Elite for Galaxy | Snapdragon8 Elite Mobile Platform |
RAM | 12GB | 12GB | 12GB |
ROM | 128GB | 256GB | 256GB |
値段 | 128,900円 | 129,000円 | 123,000円 |
こうして最安モデルを比較してみると、ROM(ストレージ容量)の比較時点でPixel10は負けてしまっています。
またCPU性能についてみてみると、S25とXiaomi15に採用されているSnapdragon8 Eliteは、現在Androidスマホに採用されているCPUの中でも最高クラスの性能を誇ります。
一方Pixel10のTensor G5は、私の見立てでは良くて準ハイエンド程度の性能と予測しています。
CPUの性能はスマホの処理速度に直結するので、私は同じ値段であればCPU性能が良い方を選んでしまいます。
なのでPixel10自体に惹かれない限りは、購入することはないという印象です。
望遠カメラ以外の新鮮さがない
前モデルと比較すると、望遠カメラが新たに追加された点が目立ちますが、逆に言うとそれ以外にそこまで変化を感じませんでした。
今の時代カメラ性能はメーカー間でそこまで大差が無くなってきました。
カメラ性能にこだわりがない方であれば、今使っているスマホから買い替える必要性はないと言えるでしょう。
Pixel10はスルー推奨
今回のPixel10はマグネット給電と望遠カメラが搭載された点以外は、特に真新しい部分は無いと個人的に思いました。
今の時代スマホの性能はほぼ頭打ちになっているので、1,2年前のモデルでも十分通用します。
しかし3年以上前のモデルを使用しているPixelユーザーで、下取りを含めた買い替えを考えている人であれば、Pixel10は有力な選択肢と言えます。
しかしメーカーにこだわっていないのであれば、個人的には買い替え先はGalaxyなど別メーカーのスマホをお勧めします。
この記事が参考になれば嬉しいです。
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