2025年の6月に、シャオミ(Xiaomi)から新製品の発表がされました。
その名も、「Xiaomi AI Glasses」。
AI機能とオーディオ機能が内蔵されたサングラス型のウェアラブル端末です。
似たような商品として、Meta(旧:Facebook)が販売している「Ray-Ban Meta」があります。

スマートウォッチ市場も成長していますが、現在はスマートグラス市場が活発になっていると感じています。
今まではスマートグラスに興味はなかったのですが、先述したXiaomi AI Glassesが発表されてから興味を持ち始めました。
そこで今回はXiaomi AI Glassesについて詳しく見ていこうと思います。
スマートグラスとは
そもそもスマートグラスとは何ぞや?という方がいると思いますので、少し解説します。
スマートグラスとは、「グラス」というようにメガネ型のウェアラブル端末のことを指します。
その機能については色々ありますが、代表的な機能はディスプレイ表示や映画鑑賞、オーディオや動画撮影といったものに対応している機種もあります。
スマホやPCと異なりスペースが限られているため、メーカーの技術力が試される端末です。そのため比較的著名なメーカーが出していることもあり、値段は若干高めです。
またバッテリーで駆動する都合上、通常のメガネよりも重量が重い場合が多く長時間の装着には向いていないのが特徴です。
Xiaomi AI Glassesの仕様
ではXiaomi AI Glassesの機能はどんな感じになっているのでしょうか?
実はXiaomi AI Glassesは2025年10月現在では中国国内のみの販売になっているため、グローバル版サイトにも反映されていません。
余談ですが日本版サイトではそもそもスマートグラスの項目すらありません。日本は技適を通過しないと販売ができないので、恐らくそれが障壁になってしまっているのでしょう。

グローバル版サイトにすら情報が無いので、ここは実際に購入した方の情報を参考にさせていただきました。
内容は以下の通り。
- 重量は44g(レンズ込み)
- 持続時間は約8時間程度
- スマホのアプリ連携で、AIによるリアルタイム翻訳が可能
- 写真・動画撮影可能
- 骨伝導イヤホン内蔵
ざっと挙げた内容だけ見ても、かなりの機能を搭載しているようです。それでいて対抗馬のRay-Ban Metaと比較して若干軽く(約4g)、持続時間もほぼ変わらずというかなり良い仕上がりになっているようです。
かなり気になる内容だが、当分時間がかかりそう
個人的に機能の内容だけ見ても、かなり魅力的な商品だと思いました。
しかし先ほども述べた通りスマートグラスもウェアラブル端末になるため、技適を通過しないと国内で販売できません。
仮に中国本土から取り寄せたとしても、そのまま使用すれば電波法違反になってしまいます。
いずれにせよ国内で正式に販売されるまではお預け状態になりそうですね。
もしかしたらその間にRay-Ban Metaの方が進化している可能性も十分考えられるので、今後も注目していきたいです。
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