Xiaomi17 Proの背面ディスプレイの意義と今後のスマホ市場について

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Xiaomi17 Proの歯増 スマホ
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今年の9月にXiaomiが中国市場向けに新型のスマホを発表しました。

その名も「Xiaomi17」。

…いや、16どこいった?

今年の4月にXiaomi15を発売したばかりでしょ?

というツッコミが発表直後に思い浮かびましたが、これにはちょっとした意味が込められていると考えられています。

Xiaomi17が発表される直前にあのスマホが発表されていました。

そう、【iPhone17】です。

Xiaomiは別名「東洋のApple」と呼ばれており、Appleに対抗意識を抱いています。

ここにきてフラッグシップモデルのスマホのナンバリングをiPhoneに合わせることで、より対決姿勢を明確にしてきた形になります。

通常のXiaomi17は今までのXiaomi14Tや15Tと同じようなデザインになっていますが、問題はProモデルとPro Maxモデルです。

まずネーミングも合わせているうえに、背面のデザインもiPhone17 Proとかなり似通っています。

背面ディスプレイという差別化ポイントはあるものの、正直言って丸パクリと言われても言い訳できないレベルになっています。

ではXiaomi17の内容を見ていくと共に、今後のスマホ市場の展望について私見ですが述べていこうと思います。

Xiaomi17の外観

では初めにXiaomi17の外観から見ていきましょう。

Xiaomi17

Xiaomi17の外観

こちらは今まではカメラ部分が黒いガラスで覆われていたのですが、Xiaomi17はクリアガラスで覆われており、以前のシリーズよりもカメラの位置がより明確になりました。

雰囲気的に15と15Tを足して2で割ったようなイメージになります。

スマホのデザインは差別化という意味で重要なので、今後しばらくは維持されるでしょう。

Xiaomi17 Pro/Pro Max

Xiaomi Pro/Pro Maxの外観

問題はこちらの方ですね…

iPhone17 Proのデザインが刷新されたことは記憶に新しいですが、それと比較してもかなり寄せていることが分かります。

今年の5月ごろからiPhone17 Proのデザインが変わるというリーク情報が流れていたので、そのリーク情報を基にデザインを決めたのではないかと勘繰ってしまいます。

特徴的なのは背面にディスプレイが設置されたことですね。

背面ディスプレイというアイデア自体はGalaxy Z Flipなどの縦折スマホで既に前例がありました。

ですが通常形態のスマホで背面ディスプレイを搭載したのは初になります。

この点は他のスマホと大きな差別化ポイントになりそうです。

Xiaomi17のスペック・性能まとめ

Xiaomi17はまだ日本国内で販売されていないため、情報サイトの情報を基に見ていきます。

SoC

まず搭載されているSoCはSnapdragon 8 Elite Gen5になり、Snapdragonの最上級モデルが採用されています。

Snapdragon 8 Eliteを搭載しているイメージ

これはPro/Pro Max関係なく共通であるため、iPhone恒例のSoC差別化がない点はポイント高いですね。

ただXiaomi Pad7 Ultra(日本未発売)で話題になった、Xiaomiの独自SoCであるXring O1が搭載されなかったのが残念です。

とはいえSnapdragon Eliteを搭載しているのでフラッグシップモデルにふさわしい性能になっています。

OS

Xiaomi HyperOS 3のイメージ

OSはXiaomi HyperOS 3を搭載しています。

このOSの目玉は新たな通知領域が追加されたことなのですが…

その名も「Xiaomi Super Island」。

Xiaomi Super Islandのイメージ

露骨すぎて流石にどうなの?と思ってしまいます。

しかもApple製品との連携も可能で、Macなどでミラーリングも可能になるとのことです。

もともとHyperOS自体がiOSライクに仕上げているので、本格的にiPhoneユーザーのシェアを奪いにきているのかなと思っています。

カメラ

Xiaomi17 Proのカメラ

カメラに関してはいずれのモデルもトリプルカメラを搭載しています。なおPro/Pro Maxは背面ディスプレイの横に2眼、下の小さい部分に1眼配置されています。

ただケースを付ける際に余分な隙間を与えることになるので、個人的にはマイナスに感じる部分だと思いました。

充電性能

Xiaomi17 の充電性能

充電は最大で100Wに対応しているとのことですが、ここで今までのシリーズと明確に異なる点があります。

それは汎用規格で100Wに対応した点です。

今までは独自規格でのみ高速充電に対応していたため、サードパーティ製の充電器では30W前後の充電速度しか出せていませんでした。

汎用規格で高速充電に対応したことで、他社のスマホと比較して明確なアドバンテージを得ることができました。

また無線充電も50Wまで可能ですが、こちらは対応している充電機器がほとんどないため今のところはあまりアドバンテージにはならないですね。

Xiaomi17 Proが背面ディスプレイを搭載した理由とその狙い

今回発表されたXiaomi17 Proは、折り畳みスマホ以外ではおそらく初となる背面ディスプレイが搭載されました。

ではなぜXiaomiは背面ディスプレイを搭載したのでしょうか?

その理由は主に2つあると個人的に見ています。

1つ目は他社スマホとの差別化です。

スマホ市場は現在成長がほぼ頭打ちと言われており、差別化が難しくなっています。今まではカメラ性能をわずかに向上させることで凌いできましたが、いずれは限界がきます。

そのため折り畳み機能や背面ディスプレイ機能を搭載することで、新たな差別化ポイントを図ることができます。

2つ目は技術の先出しが有利である点です。

そもそもスマホという存在そのものがiPhoneから始まりました。だからこそiPhoneは現在までスマホ市場の覇権を握ることができたのです。

このように新しい価値を先出しできれば、未来において大きなアドバンテージを得ることができるため、背面ディスプレイの搭載に踏み切ったのだと思われます。

今後のスマホ選びのありかたについて

私の予想では、これからのスマホ市場は従来のものに加えて機能特化型のモデルが増えていくと思っています。

最近ではGalaxy Zシリーズのように2つ折りスマホが出てきていますが、日本のスマホ市場から締め出されたHuaweiが、以前3つ折りスマホを出して一時期話題になりました。

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今後はスマホがタブレットの機能を兼ねるといったことも出てくるかもしれません。

ただ先ほども述べたように、今のスマホ市場は差別化をしないと売ることが難しいため、スマホメーカーは付加価値を付けるのに苦労しそうです。

ここで大事になってくるのが、自分がどのような機能を求めるかを明確にすることです。

目新しい機能欲しさに最新のスマホばかり買うと貧乏まっしぐらになっていくので、企業の思惑に惑わされずに本当に欲しいスマホを選んでいくことが大事になってくると思いました。

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